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【解説】ゲーミングPCに必要なメモリ容量は?最適なサイズと注意点をわかりやすく解説

デスク環境・カスタマイズ

ゲーミングPCを組む上で悩みやすいパーツのひとつが「メモリ容量」です。どれくらい積めば快適にゲームができるのか、8GB?16GB?それとも32GB以上必要なのか──。

この記事では、ゲーミングPCにおけるメモリ容量の基本から、ゲームごとの必要量、将来を見据えた選び方、そしてメモリ増設時に見落としがちな注意点までを解説します。メモリのオーバークロックは行わない前提で、解説していきます。


結論:2025年現在の快適なプレイには16GB〜32GBが現実的な選択

多くのゲームでは16GBで十分プレイ可能ですが、最近の大型タイトルや複数タスクを並行する用途を考慮すると、32GBまで増設しておくと安心です。将来的にメモリを追加する可能性があるなら、2スロット空けた構成にするのもおすすめ。

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ゲームに必要なメモリ容量とは?

メモリ容量は、ゲームの起動やプレイ中の安定性に直接影響します。軽量なインディーゲームやレトロゲームであれば8GBでも問題なく動作しますが、『Cyberpunk 2077』や『Hogwarts Legacy』などのAAAタイトルでは、推奨スペックとして16GBを要求されるケースが増えています。

さらに、ゲーム配信やDiscord通話、Webブラウジングなどを同時に行う場合、16GBではやや窮屈になる場面もあります。そういった用途を想定しているなら、32GBを積むことで安定した動作が得られるでしょう。


8GB・16GB・32GBそれぞれのメリットと限界

  • 8GB:必要最低限。『マインクラフト』や『Valorant』などの軽量ゲームであれば問題ありませんが、最新の大作ゲームでは動作が不安定になることがあります。複数アプリケーションを立ち上げるとすぐに上限に達してしまい、カクつきや処理落ちすることも。
  • 16GB:現状もっともバランスが取れた容量。大多数のゲームが快適にプレイでき、動画配信やWebブラウジングとの並行作業にもある程度耐えられます。
  • 32GB:余裕のある構成。高解像度のテクスチャやMODを多用するゲームや、配信・録画・編集などの作業を並行して行うユーザーに最適です。今後のゲーム環境を見越して投資する価値があります。

メモリの速度やチャンネル構成も重要

メモリ容量だけでなく、メモリの動作クロック(MHz)や、シングルチャネル/デュアルチャネル構成もパフォーマンスに影響します。特にゲーミングPCでは、2枚1組のデュアルチャネルで構成した方が帯域が広がり、フレームレートの安定性が増します。

メモリのオーバークロックを行わなくても、一般的なDDR4-3200やDDR5-5600程度で十分です。過度に高クロックを追求しなくても、安定したプレイ体験は得られます。


増設時に注意すべきDDR4とDDR5の違い

最近ではDDR5対応のマザーボードが主流となりつつありますが、DDR4のマザーボードもまだ使用されています。DDR4とDDR5では物理的なソケット形状(切り欠きの位置)が異なり、互換性がありません。つまり、DDR4用のマザーボードにDDR5のメモリは差し込めず、逆もまた同様です。

そのためメモリを増設・換装する際は、必ず自分のマザーボードが対応している規格を確認しましょう。見た目はよく似ていても、誤って購入すると無駄な出費につながります。また、DDR5は高性能ですが、まだ価格が高めである点も考慮しておくと良いでしょう。


まとめ:目的と予算に応じて選び、将来性も考慮する

ゲーミングPCにおけるメモリは、8GBでは心許なく、16GBが現実的な最低ライン32GBあれば余裕を持ってプレイでき、将来のアップデートにも安心です。

自分の使い方に合わせて容量を選ぶだけでなく、メモリの規格やスロットの空き、増設可能性も含めて総合的に考えることが、満足度の高いゲーミング環境への第一歩となります。

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