音楽や動画を高音質で楽しむためには、イヤホン選びがとても重要です。特に有線イヤホンは、音の遅延がなく、ノイズの少ないクリアなサウンドが魅力。しかし、市場には価格も性能もさまざまな製品が並び、どれを選べばよいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
本記事では、2025年時点でAmazonで購入できる有線イヤホンの中から、価格帯別(5,000円未満・5,000円~10,000円・10,000円~30,000円)で厳選した5モデルをピックアップ。音質、装着感、コストパフォーマンスを徹底比較し、あなたの用途や予算に最適な1本を見つけられるよう解説していきます。
① ゼンハイザー CX 80S(~5,000円)
ゼンハイザーといえば、音響業界で知らない人はいないほどの老舗ブランド。そのエントリーモデルが「CX 80S」です。価格はおよそ3,600円と非常に手頃ながら、同社らしい解像度の高いサウンドが楽しめます。
特に中高音域のクリアさが際立っており、ボーカルやアコースティック系の楽曲との相性は抜群。ケーブルは細めながら取り回しやすく、イヤーチップの装着感も良好です。
② AMBIE AM-02(~5,000円)
一風変わったデザインで注目を集める「AMBIE AM-02」は、“耳をふさがない”というコンセプトのイヤホン。耳に挟むように装着するため、周囲の音も自然に聞こえ、安全性も高いです。
ランニングや通勤など、外音を遮断したくない場面にぴったりで、疲れにくい軽量設計も魅力。音質面は有線の利点を活かした安定した出力で、BGM的な使い方に最適です。
③ SUPERTFZ Force 1C(5,000円〜10,000円)
中価格帯の注目モデルが「SUPERTFZ Force 1C」。価格は約9,800円とやや高めながら、迫力のある低音と解像度の高い中高音を兼ね備えた一台です。
ドライバーには10mmのカスタムユニットを採用しており、ロックやEDMといったジャンルとの相性は抜群。筐体は軽量で高級感があり、着脱式のMMCX端子によるカスタマイズ性も魅力の一つです。
④ オーディオテクニカ ATH-CKR100(10,000円〜30,000円)
日本の音響メーカーの代表格、オーディオテクニカが放つハイエンドモデルが「ATH-CKR100」。28,000円前後と価格は高めですが、その分の価値は十分にあります。
特徴はデュアルフェーズ・プッシュプルドライバーの搭載。音の歪みを極限まで抑え、どの音域も豊かに鳴らすことができます。音場が広く、クラシックやジャズなど細かいニュアンスを表現するジャンルで真価を発揮します。
⑤ NICEHCK NX8(10,000円〜30,000円)
中国発のハイコストパフォーマンスブランドNICEHCKによる、ハイブリッド型の多ドライヤー搭載モデルが「NX8」。29,999円ながら、BA+ダイナミックドライバー+ピエゾの3構成により、立体的で情報量豊富な音を実現。
サウンドはとにかくパワフルで、エネルギッシュな音楽やゲーム用途にもおすすめです。ケーブルやプラグの質も高く、交換パーツも豊富なので、カスタム志向の方にも好まれます。
比較表|5モデルのスペック一覧
製品名 | 価格帯 | 特徴 | 音質傾向 | 用途 |
---|---|---|---|---|
CX 80S | ~5,000円 | 安定のSennheiser品質 | 中高音がクリア | 音楽鑑賞、語学学習 |
AMBIE AM-02 | ~5,000円 | 耳をふさがない設計 | バランス型 | 通勤・ランニング |
Force 1C | 5,000円~10,000円 | 重低音+高解像度 | 低音寄り | ロック・EDM |
ATH-CKR100 | 10,000円~30,000円 | 広い音場と高解像度 | ナチュラル | クラシック・ハイレゾ |
NICEHCK NX8 | 10,000円~30,000円 | 多ドライバー構成 | 立体的・パワフル | ゲーム・映画・音楽全般 |
まとめ
有線イヤホンは、価格帯によって性能や方向性が大きく異なります。初めての方やコスト重視の方は「CX 80S」や「AMBIE AM-02」から始めるのがよいでしょう。一方で、音質にこだわりたいなら「ATH-CKR100」や「NX8」のような中〜高価格帯モデルを選ぶことで、より豊かなサウンド体験ができます。
どのモデルもAmazonで購入可能ですので、ぜひリンクから詳細をチェックしてみてください。