完全ワイヤレスイヤホンの進化は著しく、今や数千円で驚くほど高性能な製品も入手可能です。しかし、製品の選択肢が広がったことで「どれを選べばいいのか分からない」という声も増えています。価格が安ければ性能が不安、高ければ本当に価値があるのか疑問…。そんな悩みに応えるべく、本記事では価格帯別(エントリー・ミドル・ハイエンド)に代表的なモデルをピックアップし、性能を徹底比較。それぞれの特徴・音質・機能性・コスパを比較し、あなたに最適なイヤホン選びをサポートします。
おすすめワイヤレスイヤホン5選
エントリーモデル①:Xiaomi Redmi Buds 6 Active(約2,000円)
低価格帯ながら、バッテリー持ちや接続の安定性で高評価を得ているのがXiaomiの「Redmi Buds 6 Active」です。コンパクトで軽量な設計は長時間使用でも耳が疲れにくく、初心者にもおすすめの一台です。
音質は価格なりのシンプルな構成ながら、中高音の明瞭さがあり、通話や語学学習にも最適。IPX4防水対応で、軽い運動にも利用可能です。
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エントリーモデル②:Victor HA-A6T-B(約5,000円)
エントリーモデルでも信頼性の高いブランドが欲しい方には、Victor(JVC)の「HA-A6T-B」がおすすめ。日本ブランドならではの音作りで、全体的にバランスの取れた自然なサウンドが魅力です。
Bluetooth 5.1対応で接続も安定しており、イヤホン単体で5時間、ケース併用で最大15時間の再生が可能。軽量ボディにIPX4相当の防滴性能を備えており、通勤通学から運動まで幅広く対応できます。
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ミドルレンジ①:Anker Soundcore P40i(約8,000円)
この価格帯でノイズキャンセリング機能を搭載している数少ないモデルが「Anker Soundcore P40i」。コンパクトかつ高性能なANC(アクティブノイズキャンセリング)を実装しており、日常の喧騒を効果的に遮断できます。
音質面も優秀で、低音の迫力と中高音のバランスがよく、ポップスやロック、動画視聴にもおすすめ。最大10時間の連続再生+急速充電対応という点も、長時間使用するユーザーには大きな魅力です。
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ミドルレンジ②:SONY WF-C510(約8,000円)
ソニーの技術を詰め込んだエントリー向け完全ワイヤレスモデルが「WF-C510」です。音質は非常にナチュラルで、高音の抜け感と中音域のクリアさが際立っています。さすがはソニーという完成度。
ユニークなのは、ディズニーコラボモデルなどデザインのバリエーションが豊富な点。再生時間は最大20時間(ケース併用)と長く、IPX4防滴仕様で雨の日の外出にも安心して使用できます。
ハイエンドモデル:SONY WH-1000XM4(約33,000円)
音質・ノイズキャンセリング・装着感・機能性…全てにおいて完成度が高いのが「SONY WH-1000XM4」。イヤホンというよりヘッドホンクラスの性能で、業界トップクラスのノイズキャンセリング能力を誇ります。
音質は非常に立体的で、LDACによるハイレゾ再生にも対応。専用アプリによるイコライザー設定や、装着検出機能、自動停止など、利便性の面でも一歩抜けています。
価格こそ高めですが、「とにかく最上級のリスニング体験を求める」方には間違いのない選択肢です。
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比較表
製品名 | 価格帯 | 特徴 | ノイキャン | 再生時間 | 防水 |
---|---|---|---|---|---|
Xiaomi Redmi Buds 6 Active | ~5,000円 | 超軽量・低価格モデル | × | 最大20h | IPX4 |
Victor HA-A6T-B | ~5,000円 | 日本ブランドの安心サウンド | × | 最大15h | IPX4 |
Anker Soundcore P40i | 5,000〜10,000円 | ANC・急速充電対応 | ◯ | 最大10h | IPX5 |
SONY WF-C510 | 5,000〜10,000円 | ナチュラル音質・長時間再生 | × | 最大20h | IPX4 |
SONY WH-1000XM4 | 10,000円以上 | 業界最上級ノイキャン+LDAC対応 | ◎ | 最大30h | IPX4 |
まとめ|自分に合った価格帯で選ぼう
価格が上がるほど音質や機能も向上しますが、必ずしも「高い=ベスト」というわけではありません。通勤や軽いリスニングならXiaomiやVictorでも十分ですし、音楽をしっかり楽しみたいならAnkerやSONYの中位モデルがバランス◎。一方、完全な没入感を求める方にはWH-1000XM4が最高の体験を提供してくれます。
ぜひ、あなたの使い方や予算に合わせて、最適な一台を選んでください!